TEL. 098-832-3169
〒902-0072 沖縄県那覇市真地388番地6
沖縄こどもの国クマ舎周辺エリア整備工事(第2期)に係る工事監理及び設計意図伝達業務
沖縄こどもの国は、本土復帰時から平成、令和を経て、2020年に開園50周年を迎えました。近年では老朽化施設の更新に伴い、来園者の視点に寄り添ったユニバーサルデザインを取り入れつつ、沖縄らしくありながら沖縄の自然環境では見られない動物も取り入れ、沖縄の子ども達の見識と感性、想像力を育み、応援する施設として大きく進化を続けています。
弊社では2013年からこの大きな更新プロジェクトに関わり、本業務においては『里山の迷宮』の第 2 期整備エリアとなる里地のゾーンの動物舎および動物飼育展示空間(パドック)の建築、造園土木施設等を行い、工事に際しては設計意図の伝達や施工管理を行いました。
『里山の迷宮』では、緑の小道を進みながら、主に本州に生息するキツネやクマ、タヌキなど、童話や絵本で親しみの深い本州奥山の動物たちと出会い、沖縄では馴染みの浅い「里山」の風景を意識した意匠を随所に施し、日本のふるさと景観を感じられる空間を創出しました。また「どうぶつ広場」が併設され、間近な観察や餌やり体験を通して動物たちと触れ合いながら、動物たちが健康で幸せに過ごせる「動物福祉」の考え方にも配慮した学習を体験し、考える事ができる場が設けられました
。
関連業務
「沖縄こどもの国クマ舎周辺エリア整備工事監理及び意図伝達業務委託(第1期)」
「沖縄こどもの国ワニ舎周辺エリア整備工事に係る工事監理及び設計意図伝達業務」
自然な色合いの栗石積み |
温かみのある木造風園舎と後背の擬岩擁壁 |
低い柵で気軽に動物と触れ合える広場 |
クマと触れ合う来園者の様子 |
擬岩擁壁の本体 |
圧迫感のある擁壁を園内景観へ 溶け込ませるためのスタディ |