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平成29年度国指定漫湖鳥獣保護区木道長寿命化計画策定業務

発注者：那覇自然環境事務所

　平成25年に施設老朽化対策に関する政府全体の取組として、戦略的な施設維持管理・更新等の方向性を示す「インフラ長寿命化基本計画」がとりまとめられ、これに基づき環境省では「環境省インフラ長寿命化計画（行動計画/平成28年3月）」が策定されました。
　本業務では、長寿命化対象施設の「個別施設計画」策定の一環として沖縄県豊見城市に位置する漫湖水鳥・湿地センターにおける国指定漫湖鳥獣保護区の管理用木道を対象に、現状確認を行うとともにライフサイクルコストの縮減や予算の平準化等を検討し、複数の個別施設計画で構成された自然公園等施設長寿命化計画を策定しました。
　具体的には、設置後約10年が経過していた対象木道について、老朽化の程度、修繕を要する箇所等を確認するとともに、現時点での最新素材・技法等も取り入れた最適な修繕方法を検討し、維持保全の基本方針、年次計画、ライフサイクルコストの縮減効果を明示した長寿命化計画書を策定しました。

施設老朽化による柵部等破損状況(H29.12)

長寿命化計画に基づき改修が 進められている(R3.9)