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当社は、沖縄のランドスケープやグリーンインフラに関する調査・計画・設計などを専門とした造園コンサルタントです。

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道 路SERVICE&PRODUCTS

南部管内道路緑化マニュアル策定業務委託(H26)

発注者:沖縄県南部土木事務所

沖縄県では、平成9年度策定の「沖縄県道路緑化基本計画」を基に道路緑化整備を推進してきた結果、全国1位の道路緑化率(国土技術政策総合研究所調べ)を達成するなど一定の成果を挙げてきました。近年では、量的な整備を終えた道路区間に対する管理負担の増加に加え、社会的ニーズの変化・多様化等への対応が新たな課題となっています。更なる県民生活向上ならびに観光産業振興に資するため、平成24年度には上記基本計画が「沖縄県道路緑化基本マニュアル」として改訂されました。これに伴い、南部土木事務所管内においても、南部管内独自の自然・歴史・文化・景観等、地域特性を活かした道路景観の再構築という視点から今後の道路緑化計画・整備・管理計画において実効性の高い計画策定が求められました。

本業務では、上記マニュアルに基づき、南部管内の特色ある風土を活かした質の高い道路景観の再構築を目的に、緑陰不足や雑草繁茂、過密植栽など、道路緑化における現況の問題点を洗い出し、今後の道路緑化の一定の方向性を示すとともに、維持管理コストの縮減並びに適切化等を踏まえた南部管内道路緑化マニュアルの見直しを行いました。また、実効性の高い緑化計画の再構築を行う上で、異なる視点から課題を選び、管内対象路線より2路線をモデル路線として再整備計画を立案しました 。

#1所内検討会(マニュアル)

現状の問題点-生育不良、緑陰不足

現状の問題点-植栽の根上がりによる
舗装破損

現状の問題点-過密植栽、雑草繁茂
現況植栽の課題に向けた検討:「奥武山米須線の豊見城〜照屋(東)区間」のデイゴについて
道路植栽であるデイゴの根上がり状況が課題となっていた当該路線については、樹種変更を含めた緑化検討が求められていたため、道路植栽としてのデイゴ根系に関する資料収集を目的に、詳細な根系調査(2 箇所)を実施しました。

根系調査の様子-垂直分布

根系調査の様子-水平分布
地域住民とのコンセンサスに向けた検討:「南風原中央線」の樹種選定について
当時既に植栽設計済みであった那覇糸満線並びに宜野湾南風原線の重複区間L=1.3kmについて、植栽樹種について地域との合意形成が求められていたことから、住民とのヒヤリング調査を踏まえた植栽樹種を再検討しました。

地元自治会とのヒアリング


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トロピカル・グリーン設計

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