当社は、沖縄のランドスケープやグリーンインフラに関する調査・計画・設計などを専門とした造園コンサルタントです。

国道331号緑化検討設計業務委託

発注者：沖縄県北部土木事務所

　名護市二見地区では、国道331号二見バイパスの開通により、地域の生活道路だけでなくリゾート地域と観光地を結ぶ地域として観光客の増加が期待されています。
　そこで本業務では、地域環境の活性化・道路景観の向上に資することを目的に、既設落石防護壁(ロックキーパー)の無機質な印象を和らげるための修景植栽や設計しました。整備後には、地域住民によりオオゴマダラの食草であるホウライカガミが追加植栽され、現在ではオオゴマダラの黄金色のさなぎや、ひらひらと舞う成虫が見られます。
　また、地域おこしの一環として、車道舗装には、地域の二見情話を奏でるメロディーロードの整備を提案しました。

植栽直後の状況	植栽５年後の状況
オオゴマダラのさなぎ	二見情話を奏でる溝を彫りこんだ舗装