当社は、沖縄のランドスケープやグリーンインフラに関する調査・計画・設計などを専門とした造園コンサルタントです。

国道58号ココヤシ現況調査業務

発注者：(一社)沖縄県造園建設業協会
(発注元：南部国道事務所)

　国道58号嘉手納ロータリーから宜野湾バイパス起点間は、昭和50年から約1,100本のココヤシが植栽され、南国情緒豊かな道路景観を呈していました。しかし本業務当時には植栽後20年以上が経過し、老木化したヤシの枯損や害虫被害による生育状況悪化が目立ち始めておりました。このため、望ましい景観維持が困難になっており、その後の景観形成目標を再検討する必要がありました。 　そこで本業務では、嘉手納~北谷間の350本のココヤシについて、全体概要を把握するための枯損木調査や生育状況調査、枯損原因を究明するための諸調査（基盤状態と生育状況の関連を把握するための土壌調査、根系調査、病害虫による被害状況調査等）を行い、当時のココヤシの現況を評価しました。

生育状況調査状況

根系調査状況