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令和6年度 斎場御嶽排水路整備実施設計業務委託
斎場御嶽は、琉球王国時代において、国王による巡幸巡礼が毎年行われたほか、最高神女である聞得大君の就任儀礼「御新下り」が執り行われるなど、琉球王国最高の聖地とされてきました。現在においても、多くの人々が祈りと礼拝のために訪れています。
平成12年度には世界遺産にも登録され、平成29年度には史跡の保存・整備に関する保存活用計画が策定されました。これを踏まえ、令和3年度には斎場御嶽整備基本計画が策定され、さらに令和5年度には、同計画に基づき、斎場御嶽内参道周辺および排水路、ウローカー周辺を対象とした保存整備基本設計が作成されました。
本業務では、これらの計画・基本設計および委員会での策定事項を踏まえ、整備に必要な設計図書の作成を目的として現地測量を実施し、斎場御嶽内参道周辺および排水路の保存整備に係る実施設計を行いました。実施設計では、降雨時に表面流が集中し水みちとなり洗掘が進行していた参道沿いについて、従前の景観構成を尊重しながら、面的な排水機能を有する構造を検討しました。
翌年度には「令和7年度 斎場御嶽排水路整備工事」として主に三庫理(サングーイ)への参道整備工事が実施され、より良好な環境のもとで巡礼が行えるようになっています。本工事においても、「令和7年度 斎場御嶽排水路整備工事監督支援業務委託」として参画し、工事請負契約書、設計図書、工事標準仕様書および建築基準等の関係規定の内容を踏まえるとともに、現地の施工状況を的確に把握した上で、工事が適正かつ円滑に完了することを目的として工事監督支援を行いました。
その後も引き続き、各拝所へ至る斎場御嶽内参道の整備が続けられています。
※プライバシー保護のため一部画像を加工しています
![]() 整備前写真(2024年8月) |
整備後写真(2025年2月) |